投票率 voter turnout 2003 11 8
新聞の社説によると、
「民主主義国では、オーストラリアのように、
選挙に棄権すれば、罰金を取る制度の国がある」
「罰金制が考えられたのは、投票率が、あまりに低いと、
選ばれた政治家たちの正当性に疑問符がつき、
その国の民主主義に疑問符がつくからだ。」
「投票は、民主主義社会に生きる市民の責任である」
ところで、かつて、「無党派は寝ていればいい」と発言した政治家がいましたが、
こういう政治家は、民主主義の敵でしょうね。
罰金はともかく、投票率が一定の水準以下の場合、
選挙のやり直しを制度化すべきです。
これは、権力が集中しやすい知事の選挙において、制度化すべきです。
過去にも、30%程度の投票率で選ばれて、
何を勘違いしたのか、独裁的な権力を行使した知事がいました。
そもそも、投票率が30%程度だったのですから、「1/3知事」であり、
当然、権力も1/3であり、謙虚に民意を聞きながら、慎重に行政を進めるべきでした。
組織票(organized vote)
新聞記事によると、
「投票率が、61%以下にとどまると、組織票だけで、結果が決まり、
有権者の多数の意思が反映したことにならない」